宮崎県森林林業協会

　地球温暖化問題や資源の枯渇問題は、ともに21世紀の人類生存に関わる極めて重大な課題となっており、今、地球温暖化問題と森林資源としての木材が大きく見直されつつあります。

　森林は、自らの生命力と太陽エネルギーによって大気中のCO2を吸収し、酸素を排出し、自ら再生していきます。木材は、再生可能であっても伐ったら植えるという基本原則を守れば人類が持続的に確保できる唯一の資源であります。

　森林の育成と木材の生産及び利用が調和あるサイクルでリンクした循環システムの実現こそが必ず地球環境の保全につながるものと考えます。

　本県の森林は、戦後先人の営々たる努力により造成され、全国有数の国産材供給基地を形成しており、今、本格的に利用可能な時期を迎え、本県にとって貴重な「緑の資源」であり、「緑の資本」となっています。

　当協会は、このような本県の豊かな森林環境を育成、保全するとともに、木材利用促進の普及啓発や森林保養及び森林環境学習を推進し、森林の育成と木材の生産及び利用が調和あるサイクルで連鎖した木質循環型社会の実現を理念とします。

　取り組み
　１．森林環境を育成、保全するための適正な森林整備に関する事業
　２．県産材の利用促進・需要拡大及び普及啓発に関する事業
　３．森林環境を活用した県民の保養・レクリエーション及び森林環境学習の推進に関する事業
　４．森林･林業・木材に関する最新情報を収集・提供し、県民に啓発活動を行う事業
　５．その他協会の目的を達成するために必要な事業

（基本方針）
　当協会は、本県の豊かな森林環境を育成、保全するとともに、木材利用促進の普及啓発や森林保護及び森林環境学習を推進し、木質循環型社会の実現に寄与することを基本方針とする。

（取り組み）

1. 森林環境を育成、保全のため適正な森林整備に関する事業
   公有林等の保全、整備
   森林資源の調査
   


2. 県産材の利用促進・拡大及び普及啓発に関する事業
   SGEC推進事業
   木材需要拡大推進事業
   


3. 森林環境を活用した県民の保養・レクレーション及び森林環境学習の推進に関する事業
   森林保養・レクレーションの推進
   森林環境学習の推進
   


4. 森林・林業・木材に関する最新情報を収集・提供し、県民に啓蒙啓発活動を行う事業
   環境林政懇談会の開催
   インターネット情報提供事業
   森林改良普及事業
   

昭和60年7月26日設立
宮崎県林業協会として設立

昭和63年6月1日社団法人認可
「社団法人宮崎県林業協会」として法人認可

平成元年4月1日
公の施設「ひなもり台県民ふれあいの森」を宮崎県より管理受託

平成4年4月1日
公の施設「宮崎県林業技術センター（森とのふれあい施設）」を宮崎県より管理受託

平成9年4月1日
公の施設「宮崎県諸県県有林共に学ぶ森」を宮崎県より管理受託

平成10年4月1日
「ひなもりオートキャンプ場」オープンに伴い、公の施設「ひなもり台県民ふれあいの森」を宮崎県より管理受託

平成10年7月10日
「ひなもりオートキャンプ場」オープン

平成17年７月28日
ＳＧＥＣ　認証林産物認定事業体として認定

平成18年4月1日
宮崎県の指定管理者制度導入に伴い、「宮崎県ひなもり台ふれあいの森」、「宮崎県林業技術センター森とのふれあい施設」及び「宮崎県諸県県有林共に学ぶ森」の3施設について、指定管理者として指定。

平成22年７月28日
ＳＧＥＣ　認証林産物認定事業体として認定更新

平成24年４月１日
「公益社団法人　宮崎県森林林業協会」として認定。

平成24年４月１日
「宮崎県ひなもり台県民ふれあいの森」、「宮崎県林業センター森とのふれあい施設」及び「宮崎県諸県県有林共に学ぶ森」の３施設について、第３期の指定管理者として指定。

平成25年11月19日
変更認定。

平成27年４月１日
「宮崎県ひなもり台県民ふれあいの森」、「宮崎県林業センター森とのふれあい施設」及び「宮崎県諸県県有林共に学ぶ森」の３施設について、第4期の指定管理者として指定。

平成30年4月1日
同上3施設の第5期の指定管理者として指定。

令和3年4月1日
同上3施設の第6期の指定管理者として指定。

令和5年4月1日
ひなもりオートキャンプ場５ツ星認定（於：日本オートキャンプ協会）

令和6年4月1日
同上3施設の第7期の指定管理者として指定。