-杉コレクション2012in宮崎最終選考会-
杉コレオープニング。
今年も著名な先生方を審査員に迎え、最終選考会が行われました。
審査委員長は内藤審査委員長。
司会は、毎年恒例のWCさん。
最初は、子ども部門。
応募作品の中から選ばれた3作品のプレゼンです。
「移動式プリンアラモード屋台」の作者 山下 雄史くん。
ドキドキ緊張しているのなのかなぁと思ってましたが・・・
初めてのプレゼントは思えないくらい堂々としてました。
続いて「天空のやたい」の作者 富山 久瑠美さん。
「作品の中に入ってプレゼンしたら?」との声に照れながらのプレゼンです。
作品製作に携わった宮崎木青会の辻さんも製作の苦労話をしていただきました。
いやぁ~大変だった・・・等々(笑)
最後は「木の中のやたい」の作者 間野 壱晴くん。
この作品はタイトル通りに木の中に入ってプレゼンしてもらいました。
とっても素敵でしたよ♪
こんなに大勢の大人の前でのプレゼンでしたが、緊張もせずにみんなよくがん
ばって発表していただきました。
続いては、東日本支援部門です。
今回は特別枠として、岩手県野田村の子どもたちにも作品の応募をして頂きました。
会場には、その応募作品から選ばれた3作品を展示し、プレゼンをして頂きました。
「うさぎの始めた森やたい」の作者 小野寺 菜々花 さん。
ヤタイの中は、森の音が入ったCDや葉っぱなど癒されるようなかわいい物ばかりが
並んでいました。本当にみんなリラックスして笑顔になれそう♪
次は「えがおクッキーやたい」の作者 沢里 七華 さん。
笑顔の手作り人形やクッキーなどなど。
ここに来ればみんな幸せな気持ちになれそうなヤタイです。
最後は「とくなゲーム屋たい」の作者 三上 京史 くん。
ゲームやカセットがたくさんあって夢のようなヤタイです。
こんなヤタイがあったら一家に一台ほしいよね~。
子ども作品、野田村作品のプレゼンはこれで終了し、いよいよ表彰式です。
子ども部門のグランプリは・・・
「天空のやたい」の富山 久瑠美 さんでした。
お母さんもとっても喜んでいました。おめでとう♪♪♪
残った2名の山下くん、間野くんは優秀賞です。
来年も応募して下さいね。期待しています。
東日本支援部門については、野田村の野田小学校の代表として3作品選ばれているので
全て優秀賞が贈呈されました。
おめでとうございます。
このヤタイ3作品については、実行委員会から野田村と野田小学校に贈呈されました。
次に、今回、東日本大震災で被災された岩手県野田村の小田村長を宮崎にお招き
することができたので、野田村の紹介と被災時と今の復興中の野田村の状況の話
をして頂き、また、小田村長と内藤先生のお知り合いのきっかけなどについても
話していただきました。
昨年「だっこのいすを東北に送るプロジェクト」を内藤先生が発案されて、
多くの方々のご支援のもと、このプロジェクトを実現することができ大きな反響を
呼びました。そのあたりの経緯などもお話して頂きました。
このだっこのいすは、今年グッドデザイン賞を受賞されたそうです。
今回は1年ぷりに安田圭沙ちゃんにも会場に来て頂き受賞の報告を行いました。
続いて、一般部門の最終プレゼンです。
場所は、みやざきアートセンターから若草通りに移動し、また違った形のプレゼンで
大賑わいでした。
最初は、貴志 泰正さんの「屋台骨」。
コンセプトは、魚の骨の隙間が生み出す横並びでない居場所が異なるグループとの交流
とのことで、なかなか画期的なヤタイでした。
次に、田村 浩一さんの「大車輪ヤタイ」。
この作品は会場中で一番大きな作品だったのでみんなが注目したプレゼンでした。
ころころと転がすと。。。
どこまでも転がって。
最後は羽?を広げて完了。
本当にすごい作品でした。
続いて「あしたからOK!!」。
毎度お世話になっているみやだら三姉妹の皆さんです。
演出もすばらしかった!!!
また来年も懲りずに応募して下さいね。
続いては、吉野やままちさんの「結杉」。
まさに宮崎の冬風景”田野町の大根やぐら”です。
近くでカメラを撮ろうとしたのですが、あまりの人の多さに近くで撮ることができませんでした。
残念。。。
続いても吉野やままちさんの「ナガスギ」。
何やら準備している人が・・・
よ~く見てみると。。。
寅さん?らしき人は・・・
延岡木青会の工藤さんでした(笑)
続いて、チーム・ぼっちさんの「カラ・桶・ヤタイ」。
どこかに見たことある?と思った人も多いはず。
昨年、一昨年も最終選考会に残っている杉コレの常連さんです。
続いて「みんなでヤタイ~一本杉支え愛~」のチーム菊地の皆さん。
前に行こうとしましたが、人が多くてどんなプレゼンなのかいまいち分からず。。。
最後は、韓国から応募していただいたJang Jae-Youngさんの「Tawari」。
今回初の韓国からの参加です。
簡単に収納できて、実用的なヤタイでした。
一般のプレゼンも終了し、いよいよ一般部門の表彰式。
各賞の受賞者は次のとおりに決定しました。
◇内田洋行賞◇
「みやなでヤタイ~一本杉支え愛~」
作者:チーム菊地 さん
◇コンフォルト賞◇
「ナガスギ」
作者:吉野やままち さん
◇シーガイア・MOVE・IT・アワード◇
「Tawari」
作者:Jang Jae-Young さん
◇野田村賞◇
「結杉」
作者:吉野やままち さん
◇グランプリ◇
「屋台骨」
作者:貴志 泰正 さん
皆さん、本当におめでとうございます。
杉コレクション最終選考会の記録は以上ですが、続いてはイベント当日まで頑張って
いただいた実行委員会及び作品製作に携わった皆さんの記録です。
まずは、今年一番苦労した実行委員会(宮崎木青会)の皆さん。
イベント開催に向けて企画会議を何度も行いました。
前日のみやざきアートセンターの設営作業です。
昼間からの準備で大変でした。
若草通りの作品展示、杉屋台、プレイゾーン等の位置の確認作業です。
夜遅くまでご苦労さまでした。
こちらが今年の実行委員会の宮崎木青会のメンバー。
杉人の半被が似合ってますね~。
この時は全員で写真を撮る予定でしたが、IさんとSさんがいませんでした。
残念。。。
続いて、作品製作に携わった方々のご紹介。
最初に「骨屋台」と「カラ・桶・ヤタイ」。
製作を担当したのは、都城木青会(トーア)さん。
こちらでは毎年作品製作を担当していただいております。
大工さんから1つ1つの製作の苦労を丁寧に説明していただきました。
次に「大車輪ヤタイ」。
製作を担当したのは、日向木の芽会(成崎さん)。
一番木になっていたのがこの作品。
本当に出来るものですね。すばらしい!!
次に「あしたからOK!!」。
製作を担当したのは、小林十七日会(日南家具工芸社)さん。
池田会長さんに製作の苦労を沢山話していただきました。
次に「結杉」と「移動式プリンアラモード屋台」。
製作を担当したのは、日南十日会(武田木工所)さん。
こちらも毎年製作を担当している武田さん。
プリンが出てくるような仕掛けは驚き!!子ども達もすごく喜んでいました。
次に「ナガスギ」。
製作を担当したのは、延岡木青会さん。
一番簡単そうな作品と選んだようですが、実は一番苦労したようです。
次に「みんなでヤタイ~一本杉支え愛~」。
製作を担当したのは、西都木青会(中村木工所)さん。
この時見たときはまだ形になっていなかったので、当日まではドキドキでした。
次に「Tawari」。
製作を担当したのは、宮崎木青会(川上木材)さん。
こちらも職人技がいろいろと隠されていた作品でした。
次に「木の中のやたい」と「天空のやたい」。
製作を担当したのは、宮崎木青会の辻さん。
びっくりしたのが、この丸太。
よく見つかったなぁ~と驚きました。
中はチェンソーで少しずつくりぬいて大変な作業だったようです。
こちらも1つ1つの小物が凝った作品。
ここまで出来るのにすごく苦労されたようです。
次に野田村の3作品「うさぎの始めた森やたい」と「えがおクッキーやたい」と「とくなゲーム屋たい」。
製作を担当したのは、宮崎木青会(杉コレ実行委員長)の横山さん。
今年は野田村の作品製作担当ということで、いつも以上に作品づくりに力が入っていました。
企画会議からイベント開催まではいろいろな苦労などがありましたが、
それぞれの働きがつながりあって支えとなって実現できた杉コレでした。
杉コレに携わった皆様。
本当にご苦労さまでした。