森林認証制度は、1980年代の熱帯林の急激な破壊問題に端を発し、持続可能な森林経営を内外に保障する制度として森林認証制度が森林・木材産業、NGOや消費者等の間で急速に関心が高まっております。
わが国では2003年「我が国にふさわしい森林認証制度」創設発起人会議が開催され、「『緑の循環』認証会議」(SGEC)の設立が決議されたところです。
平成25年5月現在で、県内には認証を受けた森林所有者(生産)は11団体及び事業体(加工・流通・建築等)が32団体あり、全国でも上位の件数となっています。
当協会では、『緑の循環』認証会議(SGEC)に認証された諸県県有林について、近隣一帯が照葉樹林を始めとする原生的な森林や多様な動植物など、貴重な自然環境に恵まれた地域であることから、自然環境の保全に十分配慮した管理運営に努めています。