-杉コレクション2011in日向最終選考会-
ほんの一部ではありますが、最終選考会及びグループディスカッションのようすをお伝えします。
最終選考会では、多くの方々にご来場いただきました。
司会は毎年おなじみのWC(若杉さん、千代田さん)とフリアナウンサーの赤間さんです。
まずはじめに岸本実行委員長から今年の作品テーマ「座」について説明。
続いて、審査員の紹介。
今回は10名の審査員に審査していただきました。
審査委員長の内藤先生。
南雲デザイン事務所の南雲先生。
今回初参加の(株)内田洋行取締役執行役員オフィス事業の岩田部長。
地元日向市の黒木市長。
県環境森林部の加藤部長。
県木材利用技術センター飯村所長。
九州旅客鉄道(株)鉄道事業本部 施設部 津高部長。
フェニックス・シーガイア・リゾート 丸山会長。
建築・インテリア専門誌「コンフォルト」エディター 内田さん。
そして最後は県木青中川会長。
いよいよプレゼン開始です。
トップバッターは日向工業高校建築科の甲斐さんの作品「登る座」です。
少し緊張しているようでしたが、
見上げる高さの椅子にに座ってみると・・・
笑顔×2でした。
作品コンセプトにも書いてあるように「ただ座るだけの目的の椅子ではなく、
座ることが楽しくなる椅子」まさにそんな椅子です。
宮崎市内から参加していただいた主婦の山内さんの作品「お尻合いイス」。
娘さんのお尻を見て考えついたそうです。
とってもかわいくて、さわったりすわったりしたくなるような作品です。
津高部長。座り心地はいかがでしたか?
みやざきスギ活用推進室の若松さんの作品「ひ座すぎ」。
「次回は裏方に徹します!」と言ってましたが、今年も応募していただきありがとうございます。
作品は昨年に引き続きセクシー系です。
ひざ枕の心地よさはどんな感じだったでしょうか?
日向工業高校建築科の学生3人娘「遠藤さん家のイス」です。
先生からの応援メッセージもいただきました。
プロダクトデザイナー松浦さんの作品「杉のパレット」です。
「つくりやすく、つかいやすい」をコンセプトに杉の家具を提案しています。
馬詰さんの作品「肩車」。
親子での参加です。
内藤先生、南雲先生。とてもお似合いです。
昨年のハンモックに続いての参加となった平瀬さん夫妻。
作品は「AO HOCKER」。
毎年毎年斬新なデザインを提案していただいています。
こちらも昨年に引き続いての高見沢さん、原さんの作品「低スギあぐら椅子」。
杉の感触や温かさを伝えられるような作品を目指したそうです。
[子ども部門]
宮大附属小6年生日高さんの作品「ゆっくりすわれる杉のまわるいいす」です。
日向市日知屋東小3年生安田さんの作品「だっこのいす」です。
どちらも小学生とは思えないくらいすばらしいプレゼンで本当に圧倒されました。
いよいよ審査結果発表です。
グランプリは山内さんの作品「お尻合い椅子」でした。
おめでとうございます。
製作に携わった延岡木青会の佐藤さんも大変喜んでました。
審査結果の詳しい内容についてはこちらでご覧下さい。
杉コレクション2011in日向最終選考会結果
今年の作品は12月に県立図書館にも展示予定ですのでぜひ見に来て下さいね。。。
-グループディスカッション-
杉コレクション最終選考会終了後に、JA会館にて「杉コレの総括と未来」
~杉コレの奇跡~と題して、グループディスカッションが開催されました。
ここでの司会進行は、日向木の芽会の川添さん、フリーアナウンサーの遠目塚さんです。
まずは、これまでの杉コレクションを振り返ります。
続いて各グループ毎にテーマ「杉コレを世界に」に基づいて議論していただきました。
グループ1
グループ2
グループ3
いよいよ各グループごとに発表です。
グループ1の代表は、日南十日会の蛯原さん。
グループ2の代表は、小林十七日会の森さん。
グループ3の代表は、西都木青会の皆川さん。
最後に審査委員長の内藤先生に総括していただきました。
今回のディスカッションは、木青会メンバーのスキルアップ研修会もかねており、
とても貴重なディスカッションになりました。
最後に・・・
ここからは、実行委員及び作品製作等に関わった皆さんの記録です。
一番大変だった実行委員の皆さん。
企画運営について、実行委員会・部会協議等何度も行いました。
イベント前日の様子です。夜遅くまで大変な作業でした。
こちらが、実行委員の「日向木の芽会」の皆さんです。
本当にお疲れさまでした。
続いて作品を作って頂いた皆さん。
登る座は日向木の芽会が担当しました。
作品製作は成崎さんです。
お尻合いイスは延岡木青会が担当しました。
毎日夜遅くまでの作業だったようです。
ひ座すぎ、肩車は西都木青会が担当しました。
作品製作は昨年に引き続き西都木青会OBの染川木工所さんに作っていただきました。
遠藤さん家のイス、だっこのいすは日向木の芽会が担当しました。
作品製作は木の芽会OBの藤永木工所さんです。
杉のパレットは宮崎木青会が担当しました。
作品製作は今年も横山材木店さんが作りました。
AO HOCKERは日南十日会が担当しました。
作品製作は武田建築さんです。職人技という部分がたくさんあり、
勉強させられました。
低スギあぐら椅子は都城木青会が担当しました。
昨年に引き続きトーアの大工さんに作っていただきました。
ゆっくりすわれる杉のまわるいいすは小林十七日会が担当しました。
この作品は木青会の河島さん、森さんで作った力作です。
どの作品も各地区の木青会の皆さんが大変苦労されて出来上がった作品です。
本当にお疲れさまでした。
今後、木青会では杉コレの作品を素材にした新商品開発をビジネスモデルとして取り組んでいることとしており、身近な生活の中での「木づかい」を推進し、スギをはじめとする県産材の需要拡大に努めていくこととしています。