木育に関する一定の指導力を有するインストラクターを養成するための研修会を行いました。
1日目は初級編です。
今年の講師は熊本大学教育学部教授の田口先生です。
木育の意義と活動の具体例、木の魅力等について説明していただきました。
午後の実習。
まずは、円形木琴作りです。
その後は、木育ツアーズ。
①曲げ実験・合板
曲げ試験器で繊維方向の違う木を使うとどうなるか実験。
②木のスプーン・木材の性質
目をつぶって指の感触で、熱の伝導率、感触、硬さを体験。
③木材組織を顕微鏡で観察しよう
木材の木口面を顕微鏡で観察。
④木のおもちゃ
動く物、音の出る物、遊べる物等色々なおもちゃを観察。
⑤伝統の技・木組みを使ったおもちゃ
止めほぞ、通しほぞ、地獄ほぞについて学習。
最後は、木育サポーターの認定式。
今年は23名の方が新たに認定されました。
翌日は中級編。
中級編の講師も1日目の初級編と同じく田口先生にご指導していただきました。
午後の実習その1は木のタマゴ磨き。
実習その2は小型ロケットストーブ(エコ釜)の学習。
実習その3はiPadを使っての実習。
最後は、木育プログラムの作成です。
参加者の皆様、1日お疲れさまでした。
今月末には応用編も予定しております。